リング制作『刻印を打つ』2016.02.29 04:58刻印は「950siver」「Pt900」「K18」等その貴金属の品位を表すものですから、はっきりと打たなければなりません。リングの場合、その裏側の切断面付近の中央よりやや下端に近い所に打ちます刻印はリング状に曲げる前に打つ場合と、リング状に加工した後に打つ場合があります。&nbs...
リング制作『地金を切る』2016.02.29 04:57実際に必要な地金の長さが決まったら、ケガキ棒を使って地金の上にケガキ、線の外側を糸のこで切っていきますヤスリ処理を少なくするためにもまっすぐに切り落としましよう。
リング制作『指のサイズを測る』2016.02.29 03:56リング制作はジュエリー制作の基本であり、そのプロセスは金工作業の基本でもあります。切る、ヤスリをかける、接合するなどの作業からジュエリー特有の仕上げ方まで、一連の作業工程をふまえて次のステップに進みましょう。装着する指を決め、その指のサイズをリングゲージを使って測りますそのサイズ...
神事に用いられた特別な刀剣『天叢雲剣』2016.02.25 04:12スサノオノミコトは、ヤマタノオロチにクシナダヒメを差し出さなければいけないと悩む年老いた夫婦、アシナツチとテナツチに出逢う。ひと肌脱ぐことにしたスサノオは酒樽とクシナダヒメとともに船で川を上っていった。するとヤマタノオロチが出現したが、これは織り込み済み。ヤマタノオロチは酒の表面...
美術工芸品として生き残る貫重な刀2016.02.23 12:31戦後の廃刀令で武器として所持することができなくなったため、現在では刀は美術工芸品としてのみ鑑賞するものになっている。平安時代、鎌倉時代に生まれた伝説級の大業物(斬れ味鋭い名品)は、希少な国宝や重要文化財として東京国立美術館や神社などに保管され、あるいは高値で取り引きされている。美...
日本刀について2016.02.23 12:23刀についてどんなイメージをお持ちですか?西洋の剣ほどまっすぐではなく、適度に反り、そしていかにも斬れそうに研ぎ澄まされた刀身。美しい刃文。つくられた土地と刀工の名を冠した呼び名。実際にはそうではなくとも、いかにも妖気を放ちそうな匂いが漂い、鬼退治のエピソードも納得できてしまう。そ...
宮本武蔵の教え2016.02.23 10:24生物である我々は、常に激動の中を生きている。刻々変化する世界は『心の休』まる時がない。我々武道を修行するものに、大変参考になるのが、宮本武蔵である。彼は、敵を斬る以外は全てを捨て去り、徹底した実利と合理に生きた。いかなる事も不断の継続によって大いなる力となる。正に朝鍛夕練の稽古を...